はじめに
こんにちは!名古屋市熱田区の住宅改修×福祉用具セットプラン専門店【福祉用具なかとう】です。
名古屋市で介護生活を送るご家族から「転倒が怖い」「どこに相談すればいいか分からない」という声をよく伺います。そこで注目されるのが住宅改修と福祉用具のレンタルを組み合わせる考え方です。
私たち福祉用具なかとうは、いきいき支援センターや居宅介護事業所のケアマネジャーさんと連携しながら、現地調査から施工・レンタル手配・介護保険申請まですべてワンストップで対応しています。
この記事では、手すりの必要性と介護保険制度、そしてセットプランならではのメリットを詳しく解説します。
手すりが必要になる3つのシーン
玄関・ポーチ:段差昇降
玄関のわずかな段差は、高齢者にとって“崖”のように恐ろしく感じられます。
外出頻度が下がると社会参加も減り、活動量の低下→筋力低下→さらに転倒リスク増という悪循環に。
外出のハードルを下げるには、昇降動作を補助する手すりとスロープを組み合わせるのが効果的です。

廊下・寝室:夜間移動
トイレへ向かう深夜の廊下は転倒事故の温床になっています。
暗さに加え、寝ぼけている・血圧が下がっているなど複合リスクが重なります。
いざというとき必ず掴める手すりを確保することで、転倒による骨折・頭部外傷を大幅に減らせます。

トイレ・浴室:立ち座り/滑りやすさ
浴室は滑りやすく、トイレは立ち座り動作の頻度が高い場所です。
I型(縦)、L型(縦+横)など動作に合わせた手すりを選択するとともに、床材の滑り止めや段差解消と組み合わせると一層安全性が高まります。

介護保険で利用できる住宅改修と福祉用具レンタル
20万円枠のしくみと自己負担額
介護保険では、要支援・要介護認定者が対象工事を行う場合、上限20万円(自己負担1~3割)まで改修費が補助されます。名古屋市の場合、工事費用の支払い方法には「償還払い」と「受領委任払い」の二方式あります。
「償還払い」は工事費用の全額を一旦利用者が支払い、後に名古屋市から費用負担分(1〜3割)を引いた額が戻ってくる仕組みです。一方、「受領委任払い」は、利用者が費用負担分のみ支払う方法で、残りの工事費用は介護事業者が名古屋市に請求して支払われます。利用者にとって「受領委任払い」の方が一度に準備するお金が少なくて済む為、おすすめです。
なお、「受領委任払い」は工事に関わる介護事業者が、名古屋市から「住宅改修費受領委任払い制度取扱業者」として認可を得ている必要があります。住宅改修を行う際は、担当の介護事業者が委任払い制度認定事業者であることを事前に確認してください。
住宅改修とレンタルを組み合わせるメリット
手すりは住宅改修の工事だけでなく、置き型手すりや、突っ張り棒型手すりのレンタルも有効です。福祉用具レンタルを併用すると、20万円枠を超える大規模改修を避けつつ、しっかり安全性を高められます。例えば「トイレ立ち座り用の据置き型手すり」をレンタルし、浴室には固定式手すりを工事する――といった設計がコスト効率最大化のポイントです。
私たち「なかとう」は、住宅改修と福祉用具レンタルのセットプラン専門店です。セットプランならではのメリットをご紹介します。
“セットプラン”が選ばれる3つの理由

1、現地調査1回で最適プラン確定
介護保険書類用の図面・写真をその場で作成できます。福祉用具専門相談員と工事施工者のどちらも在籍している為、一度の現地調査で、住宅改修と福祉用具レンタルのそれぞれの強みを活かした最適なプランをご提案できます。
住宅改修とレンタルを別々の事業者で行なった場合、現地調査は最低2回、提案内容も重複したり、その調整のために余計な時間がかかったりしがちです。
2、一括見積もり・申請代行もスムーズ
住宅改修と福祉用具が別会社だと見えにくい総額も、一括見積もりだから安心です。名古屋市に行う介護保険の申請手続きも複雑で大変ですが、セットプラン専門店ならスムーズに代行してくれます。
3、アフターサポートも充実
利用者の身体状況に合わせて要介護度は必ず変化していきます。セットプラン専門店なら、レンタル用品の交換も、手すりの追加工事もすべて自社で行いますので、効率よく素早く対応できます。
よくある質問
- 賃貸住宅でも工事できますか?
-
オーナー許可が得られれば工事が可能です。一度ご確認ください。原状復帰が条件の場合は工事が行えないため、“つっぱり式手すり”を活用したプランをご提案します。
- 住宅改修後に要介護が上がったら20万円枠はリセットされますか?
-
20万円枠は累計で適用されるため、要介護度が1つ上がっただけではリセットされません。ただし、身体状況が悪くなり、最初の改修工事から要介護度が3段階上がった場合は「3段階リセット」が適用され、また20万円枠が使えるようになります。
- 数年前に介護保険を使って改修を行なったが費用を覚えていません。どうすればよいですか?
-
過去に行なった工事費用が不明の場合は、お住まいの区役所の介護保険課や介護事業者にお願いすれば、確認することができます。
まとめ
住宅改修と福祉用具レンタルをセットで考えることで、費用対効果を最大限に引き上げ、安全な在宅生活を長く続けられます。私たち「なかとう」には経験豊かなスタッフが在籍していますので、いつでも気軽にご相談ください。
初めての福祉用具、初めての住宅改修で不安いっぱい。そんな時は、“なかとうのイキイキ支援センター無料同行サービス”も大変喜ばれています。合わせてお問合せください。
ご相談はこちらから
LINEでのご相談・お問合せ

お電話からのご相談・お問合せ
