住宅改修ってどこから始める?失敗しないための5ステップ

こんにちは!名古屋市熱田区の住宅改修×福祉用具セットプラン専門店【福祉用具なかとう】です。

名古屋市で住宅改修を検討される方の中には、「何から始めればいいの?」「業者に相談するのはまだ早い?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。福祉用具なかとうでは、そんな初めての住宅改修でも安心して進められるよう、失敗しない住宅改修5ステップをご提案しています。

本記事では、改修を成功に導くための基本の流れを、実例や注意点も交えて分かりやすく解説します。

目次

STEP1|困っていることを書き出そう

生活の中の「不便」「不安」「危ない」を可視化する

まず最初に行いたいのが、日常生活の中で困っていることをリストアップすることです。例えば「トイレの立ち座りがつらい」「浴室の出入りで転びそうになる」「段差でつまずく」など、実際の生活シーンで感じている「ちょっとした不便」や「ヒヤリとした経験」を思い出してみてください

ご本人・ご家族それぞれの視点で整理することがカギ

ご本人が気づいていない不安や、ご家族が感じる心配事もあるかもしれません。家族で一緒に話し合いながら、「本人視点」「介護する側の視点」の両方を整理しておくことが、後の相談時に非常に役立ちます。

STEP2|地域の相談窓口に相談してみよう

地域包括支援センターや居宅介護支援事業所を活用

困りごとが整理できたら、次は信頼できる専門機関(ケアマネジャーさん)への相談です。たとえば名古屋市熱田区では「地域包括支援センター(通称:いきいき支援センター)」や「居宅介護支援事象所」には必ずケアマネジャーさんが在籍されています。

身体状況に合わせ、また地域に根ざしたさまざまなアドバイスをしてくれますので、はじめて住宅改修を行う場合は、まず気軽に電話や窓口相談を利用してみてください。

「福祉用具なかとう」の無料相談サービス

私たち「福祉用具なかとう」はケアマネジャーさんからご連絡を受け、相談者様のご自宅に訪問し、住宅改修についてプランをご提案、施工を行います。また私たちは住宅改修と福祉用具のセットプラン専門店なので、ご利用者様の身体状況に合わせ、住宅改修と福祉用具を組み合わせた最適なプランを提案することが可能です。

ご自宅訪問やプラン作成はもちろん無料で行なっております。介護保険を利用するための煩わしい書類の準備も全てこちらで行いますのでご安心ください。

弊社をご希望いただける場合は、ケアマネジャーさんにご相談される際に、「なかとう」をご指名くださいませ。

STEP3|自宅訪問(現場確認)、ケアプラン作成

介護保険制度を活用するための準備

要支援・要介護の認定を受けている場合、介護保険を使った住宅改修(最大20万円まで補助)が可能です。この制度を利用するには、ケアマネジャーさんによる「ケアプラン」への記載が必要になります。

ケアプラン作成にあたり、ケアマネジャーさんがご自宅訪問(現場確認)をされます。私たち福祉用具専門相談員(兼、住宅改修施工業者)はその際、同席させていただくことが一般的です。それぞれの専門性から、住宅改修の必要性を判断します。

ここで1つ大事なポイントがあります。介護保険を利用する際の住宅改修は、「最低限必要な工事」であることが求められます。例えば便利だから手すりを上下の高さに2本設置する、は基本的に申請が通りません。手すりを取り付けるなら、その場所にその高さやその角度で取り付ける理由を客観的に説明する必要があるのです。利用者の身体状況や生活の仕方などから説明する「住宅改修が必要な理由書」(指定の帳票がありケアマネジャーさんや介護事業所の担当が書きます)の作成が必須となっています。

ケアマネジャーがいる場合/いない場合の対応方法

すでに担当ケアマネジャーがいる方は、相談の中で「住宅改修を検討している」と伝えてみましょう。担当ケアマネさんがいない場合は、まずはお近くのいきいき支援センター(地域包括支援センター)にご相談ください。

STEP4|プランと見積もりの確認

実際の住環境で行うプランの確認

ご自宅の現場確認と、利用者や介助者の要望をうかがった後、施工業者は改修プランを作成します。手すり1つでも素材や太さ、設置する高さ、向きなど検討することは多岐にわたります。プランができてきたら、可能であれば実際の現場で1つ1つプランの説明を聞きましょう。利用者の体格や動作の癖、家の構造に合っているかどうかで、安全な環境が整えられます。

またプランと一緒に見積もりの内容もしっかりと確認しましょう。急ぎでなければ、相見積もりを取ってもいいかもしれません。

私たち「なかとう」の場合は、初回の自宅訪問の段階でほぼプラン提案を完了します。それができるのは、福祉用具貸与事業所でありながら、住宅改修施工まで自社で行うことができるからです。実は改修工事も自社で行える福祉用具貸与事業所はそれほど多くありません。自社施工だからプラン提案から施工、介護保険申請までスムーズに行うことができます。

STEP5|施工・アフターサポート

信頼できる業者の見極め方

改修を依頼する際には、経験豊かな福祉用具専門相談員や、住宅改修業者を選ぶのが安心です。オススメはやはり、住宅改修を自社で行える福祉用具屋さんです。提案の幅が広く安心できること、連携がスムーズで現場確認から工事着工までも最短の日程で組んでもらえること、さらに中間マージンが減らせる為、コストも抑えられる可能性が高いことが挙げられます。

実は施工後のサポートも重要

工事が終わった後、実際に使ってみて問題がないかを確認する「アフターチェック」は大変重要です。使いづらさは利用者本人にしか分からないことも多々あります。コミュニケーションを図り、利用者様の本音を確認してください。

場合によっては微調整が必要になることもあるため、こうした対応がしっかりしている業者を選ぶことが、安心につながります。また、大きな調整(たとえば縦に設置した手すりを横向きにするなど)はケアマネジャーさんの許可と、改めて介護事業所への申請が必要になる場合があります。ご自身で判断されることなく、まずは担当ケアマネさんにご相談ください。

まとめ

住宅改修は工事を伴う為、失敗しないよう正しいステップで進めるようにしましょう。手順を間違えてしまうと最悪の場合、20万円の介護保険給付が下りないこともあります(事前申請の手続きを行なっていない、区役所から工事許可の封書が届く前に工事を着工、申請と異なる工事を行った場合、など)。

また介護保険を利用できても、すぐにやり直しや変更が出てしまうと、せっかくの介護保険利用も意味がなくなってしまいます。住宅改修を検討する際は、まずはいきいき支援センターなど専門家のいるところへ相談してみるのが良いかと思います。

直接、福祉用具や住宅改修の専門家に聞いてみたい、という場合は福祉用具専門相談員のいる介護事業所を探されるのが良いです。名古屋市熱田区に事業所を構える私たち「福祉用具なかとう」でしたらいつでもご質問、ご相談を承っております。

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